”もっと身近に相談を”
少し前まで、心理面接は一部を対象に行われ、それは治療的な意味合いが強いものでした。
しかし、心の病気とは言えないまでも、生きていれば誰だって、多かれ少なかれ悩むことはあります。
そんなときに身近に相談できる人がいる場合はいいのですが、
一人で考えていると、想いが堂々巡りしてしまい、なかなか心が晴れないことがあります。
相談するのはとても勇気がいることです。
相談することに二の足を踏んでしまう時、
「相談ってもっと困っている人が行くものだ」
「こんなこと相談してもいいのかな」
という気持ちが浮かんでいるのかもしれません。
しかし、自分ひとりで抱えきれなくなったら、少し勇気を出してみてください。
相談してみることが堂々巡りを断ち切るはじめの一歩になるでしょう。
誰かに「助けを求める」ということは、生きていく上で必要なスキルです。
かつて心理相談は身近なものではありませんでしたし、親戚やご近所など身近なところに、プライベートなことを相談できる人がいました。
しかし、一昔前とは社会も人間関係も変わってきています。
困ったときには自分から助けを求めなくてはなりませんし、
身近に相談できる人がいないときには、外部の相談を利用することも大切です。
困ったときに誰かに相談している親御さんの姿を見ていれば、
お子さんも将来自分が困ったときに、抵抗なく誰かに助けを求めることができるのではないでしょうか。
れそなの想い
じっくり話を聞く
面接時間は1回60分を確保しています。ゆっくりお話をうかがい、現在の課題を整理し、これからの方針を考える作業を一緒にするためには、これくらいの時間が必要と考えています。人に話すことでスッキリするのはもちろんですが、あることだけについてじっくり考える時間をとることは日常生活の中では意外と難しいものです。対当な立場で、自分の気持ちと向き合う時間をお手伝いします。
具体的にできることを一緒に考える
私は以前お会いしたクライエントさんのなかで、すでにどちらかに相談していた方から「カウンセリングって話を聞いてくれるだけだった」「話を聞いてもらったけど、じゃあこれからどうするという話にならなかった」「結局どうすればいいのかわからない」という声を何度か聞いたことがあります。
話をするだけで気持ちがすっきりするという効果はありますが、相談の機能はそれだけではいけないと考えています。
せっかく時間を割いて相談に来たのですから、少しの変化でもいい、生活の中でできる小さなことでいいので、今日から、明日からこれをしてみようという気持ちをなにか一つでも持って帰ってほしいのです。もちろんそれが実際の生活に戻ってから、できることもあれば、できないこともあります。
できなければ、もう一度立ち返って、できることを見つければいいのです。
長期的な方向性と、身近な方針を話し合いながら一緒に考え、前に進みましょう。
連携を大切にする
お子さんに関しての相談の場合、多数の機関がかかわることは少なくありません。その際、様々な分野の人たちが足並みをそろえることが大切になります。当相談室では、必要な場合にお子さんが関わっている他機関と連携するように努めます。
本人が来なくても相談できる
不登校やひきこもりなどのことで相談する時、「子ども本人が来ないと何もできない」と言われることがあります。本当にそうでしょうか。
お子さんがそのような状態にあるとき、多くの家族がストレスを感じます。ストレスから、家族が気持ちのゆとりをなくしてしまうと、冷静な対応ができなくなってしまいます。ですから、ご家族の負担を軽減するために相談をすることは必要なことなのです。
また、本人が相談に来られない場合、その子はより多くの困難を抱えていると考えられます。ですから、いずれはどこかの機関につながることが大切です。小さい子どもであれば、なだめすかしたりしながら本人を連れてくることは可能かもしれません。しかし、思春期以降の子どもとなると、そう簡単にはいきません。
ご本人に相談機関の利用を勧めるには、良好な家族関係が大前提です。また、勧めるタイミングがとても重要です。お子さんを相談につなげるまで、親御さんは子どもとの適切なコミュニケーション方法を習得し、良好な家族関係を構築することを優先的な目標にします。
また、自分の身近な人が困っていれば、何かできることはないかと気になります。ご家族や身近な方のご相談もお受けしております。
継続を強制することはありません
面接の継続や、次回の予約等はご自身の意志でお決めください。
こちらで強制することはありませんのでご安心ください。
守秘義務について
面接の中で話されたことや起こったことは、外部に漏れることはありません。