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インターネット依存とスマホ使用のルール
近年、全国的に問題になっているのが、インターネット依存の問題です。
ネット使用は、アルコールやタバコと同じように依存性があると考えられています。
パソコンやスマホの使用を自分でコントロールできなくなり、日常生活に支障が出ていれば、ネット依存と推測できます。
「飽きるまでやらせればいい」「様子を見ましょう」という言葉に惑わされていては、依存が進み、事態は悪化するかもしれません。
ネット依存は病気です。自然に治ることは稀で、長引けば長引くほど回復しにくいと言われています。
子どもの変化に最初に気づいているのは家族です。見て見ぬふりをしてはいけません。
ネット依存症を治療の対象としている医療機関は、多くはありませんが、少しずつネット依存症への理解は広がっています。まずは依存症の治療を行っている医療センターや思春期の専門医のいる医療機関を受診してください。
本人が受診を拒否した場合には、上記の不登校、ひきこもりと同様に、受診する説得から始めなければなりません。
声をかけるタイミングや話し方にも注意が必要ですし、何より子どもの立場に立ってインターネットというものを理解する必要があります。子どものネット依存に対応するために親ができることはたくさんあるのです。
また、治療が終わっても、安心はできません。依存症は再発率の高い病気です。
再発を防止するには、家族の支えが不可欠です。
もし、今の段階でネット依存ではなかったとしても、深刻なネット依存症にならないように、予防的に関わることも大切です。お子さんが素直にお話してくれる段階であれば、スマホやタブレット、インターネットの使用について家族内でルールを決めましょう。ルールの決め方や子どもとの話し合いについて不安や心配がある場合もご相談ください。
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